AIを導入する前に、その13インチの画面1枚をなんとかしませんか?


こんにちは、しんこう会計事務所の新美です。

最近AIって当たり前になってきましたよね。
でも現場を見ていると、
差が出るのはAIそのものより、
もっと地味なところです。
ネットが遅い。PCが重い。画面が小さい。
この「小さいストレス」が積み上がると、
集中が切れて、仕事のスピードも質も落ちます。
だから結論はシンプルで、
PC機器やネット環境への投資は妥協しない。
今日はこの話をします。

AIの前に、まず“待ち時間”をなくそう

例えば、読み込み待ちや処理待ちが
1日15分あるとします。
年間にすると、ざっくり約60時間
丸一週間分以上です。
しかもこれ、1人の話じゃない。
スタッフ全員分で起きる。
そりゃ、生産性が上がるわけないですよね。
ここで言いたいのは、
最新ガジェット自慢じゃないです。
環境投資は贅沢ではなく原価です
会社で一番高いコストは人件費。
その人件費を、
遅いPCや弱い回線で削っていたら本末転倒です。

「安くても一応できる」を超えて、最低ラインを基準にする

多くの会社は「安くても動くから」
で止まりがちです。
もちろん業務はできます。
でも論点はそこじゃない。
ノンストレスで回るか/集中が削られるかです。
僕は「安くて一応動く」ではなく、
仕事として詰まらない
最低ライン”を決めています。
例えばPCの目安はこんな感じです。

  • メモリ:32GB推奨(最低でも16GB)
  • ストレージ:SSD必須(できれば512GB以上)

理由はシンプルで、
現場は同時に開きがちだからです。
会計ソフト+ブラウザ(タブ多め)
+AIチャット+Zoom
この状態だと、最近は
16GBでも足りなくなることがあります。

デュアルディスプレイは「速い」じゃなく「脳が空く」

ちなみに、
デュアルディスプレイってまだ少数派です。
テレワーク中のモニター利用調査でも、
「2台」は23%くらいで、「1台」が7割超だそうです。
うちは全員デュアルディスプレイです。
正直、導入した最初はみんな戸惑ってました。
でも、慣れた瞬間に反応が変わります。

画面1枚だと、切り替えが増える。
切り替えが増えると、
脳のメモリ(ワーキングメモリ)を消費します。
デュアルにすると、資料を見ながら入力できる。
チェックも並べてできる。
結果として、仕事がスマートになります。
速くするというより、思考を止めずに進める
これが大きいです。
そして面白いのが、
当たり前になると便利さに気づかなくなること。
「あるのが普通」になる。
でも、ない環境に戻ると一発で分かる。
なくてはならないものになってるんですよね。

インフラが止まると、全員の時間が止まる

ネットの調子が悪い日、コピー機の調子が悪い日。
たまにありますよね。
あの瞬間、作業が止まるだけじゃなくて、
空気も重くなる。
だからこそ「普段が快適」が大事です。
トラブルはゼロにならない。
でも、普段が快適だと立て直しが早い。
ちなみに、こんなことを言ってる僕も、
開業当初は試行錯誤してました。
コピー代を抑えたくて、
インクジェットのコピー機を買ったりして。
もちろん回るんです。
でも、遅い。スキャンも遅い。地味に面倒。
今ならはっきり言えます。
節約のつもりが、
スタッフの時間を奪っていました
その後、スキャンも高速で回せる
大型の複合機を入れたら別世界でした。
早い、快適、止まらない。
「最初からこっちにしておけばよかったな」
って素直に思いました。

道具を身体の一部にする。思考を止めない

僕はトラックボール派で、
1万円超えを
自宅・本社・東京オフィスに置いています。
ある日、持って帰るのを忘れたことがありました。
仕事はできます。
普通のマウスもタッチパッドもある。
でも、地味にストレスが溜まる。
集中が一瞬ずつ切れる。
この「一瞬」が積み上がると、
確実に効率は落ちます。
だからスタッフにも、環境投資は惜しみません。
道具は「贅沢品」じゃなくて、
思考を止めないための武器だと思っています。

環境を整えると、感度が上がる。だから最新に触れる意味が出る

環境を整えると、感度が上がります。
良い状態を知っているから、
「遅い」「やりにくい」「無駄が多い」に気づける。
僕はDXって、
ツール導入の話じゃないと思っています。
DXは、違和感に気づく感度から始まる
そして最新に触れると、基準が上がる。
経営のヒントにもなるし、仕事のヒントにもなる。
「前に進めてる」という自信にもなります。

まず整える“最小セット”

最後に、
まず整えるべき最小セットだけまとめます。

  • ツインディスプレイ
  • PCの最低ライン(メモリ/SSD)
  • 速いネット回線
  • 入力デバイスは、本人に合うものを“武器”として選べる余地

もし明日、スタッフ一人ひとりに
モニターをもう1枚配ったら、
1年後の景色は大きく変わります。
数万円の投資で買える「丸一週間分の時間」。
検討してみる価値はあるはずです。

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