ビジネスにおける「嫌い」は、人生の利回りを下げる最大の負債だ。

こんにちは、しんこう会計事務所の新美です。

今日は、ビジネスで損する
コミュニケーションの話です。
取引先でも社内でも、「嫌い」を口にした瞬間、
人生の利回りが下がります。
相手を変える前に、自分の言葉を変えた方が早い。
僕はそう思っています。
そしてこれ、綺麗ごとじゃなくて現場の話です。
ビジネスにおける「嫌い」は、
人生の利回りを下げる最大の負債だ
今日はこの前提で書きます。

これまでいろんな人と会ってきた

僕自身、これまで本当にいろんな人と
会ってきました。
経営者、営業、採用責任者、職人タイプ、
組織を回してる人。
数え切れないくらい見てきた中で、
ひとつだけ確信していることがあります。
成功している人ほど、「嫌い」を口にしません
これは綺麗ごとじゃなくて、
現場で何百回も見た共通点です。

逆に言うと、「嫌い」を口癖みたいに言う人で、
伸び続けてる人を僕は見たことがない。
能力がないわけじゃない。
むしろ能力が高い人ほど、
そこで勝手に自分のリソースを
溶かしていくのがもったいない。
だから僕は、これはもう言い切ります。
「嫌い」を口にする癖は、ビジネスでは致命的に損です

なぜ損するのか。理由は3つ

理由はシンプルです。
① 相手を変えられないのにエネルギーを使う
「嫌い」と口に出すと、どうしても相手の粗ばかり探すモードに入ります。
でも相手は基本、変わりません。
それなら、その時間は
自分のために使った方がいい。

② 周りの空気を悪くする(=協力が減る)
「嫌い」が出た瞬間、
周りは一気に警戒モードになります。
本音が出なくなる、相談が減る、情報が止まる。
成果が出るチームの条件から真逆に進みます。
ただ、本人は気付いていないです。

③ 自分の視野が狭くなる(=学びが減る)
嫌いというラベルを貼ると、
相手の良い部分まで見えなくなる。
つまり、学びのチャンスを
自分から捨ててる状態です。

ビジネスだけじゃない。自分の「人生」でも同じ

ビジネスでははもちろんですが、
これは自分自身の「人生」においても同じです。
僕たちの時間は有限です。
その貴重なリソースを
「嫌いな人のことを考える時間」や
「嫌いを周囲にまき散らす労力」に割くのは、
もっとも利回りの低い投資だと
言わざるを得ません。
自分の市場価値を高めるために
使うべきエネルギーを、
自分で自分の首を絞める方向に使ってしまう。
これこそが、ビジネスパーソンが抱える
最大の負債」の正体だと思っています。

「無理して仲良くしろ」って話じゃない

ここ、誤解されたくないんですが、
僕が言いたいのは「我慢して付き合え」
じゃないです。
取引先なら、合わなければ選べばいい。
苦手な人と無理して商談成立しなくてもいいし、
他を探せばいいだけです。
でも組織内は
相性が完璧じゃなくても成果を出す場所です
だから感情で判断するより、
ビジネスの場として割り切って、
距離感や役割で噛み合わせていく。

そして同時に、やってはいけないのが、
“嫌い”を口に出すことなんですよね。
距離を取るのは戦略。嫌いを撒くのは損です。

「嫌い」は、組織のBS(貸借対照表)を悪化させる

「嫌い」という言葉が飛び交う組織は、
決算書には載らない
負債”を抱えているのと同じです。

  • コミュニケーションの摩擦が増える(時間のロス)
  • 優秀な人材が「空気の悪さ」で離脱する(採用・教育費のドブ捨て)
  • 情報が遮断され、致命的なミスが見逃される(リスクの増大)

経営的に言えば、これは利回りの悪い投資
延々としてる状態です。
利益は出ないのに、コストだけ増えてしまいます。

「嫌い」を「機能の不一致」に変換する

僕はそもそも、人を嫌いになったことがない…
と思っています。
もちろん「苦手」はあります。
でも「嫌い」というラベルは貼らない。
理由は、感情と機能を分けて見てるからです。
例えばこうです。

  • 「あの人は言い方がキツいから嫌い」
    → 「指摘が鋭いが、伝え方が自分と合わないだけ」
  • 「あの人はルーズだから嫌い」
    →「創造性が強い分、管理は弱い。なら仕組みで補えないか?」

こう変換すると、「人」を否定せずに済みます。
噛み合わせの問題として見れば、
打ち手は出てくる。
配置、役割、ルール、仕組み。
「嫌い」で思考を止めないだけで、
選択肢が増えます。

みんな仲良しこよしを目指すと、組織は失敗する

組織が大きくなると、合う合わないは必ず出ます。
だから「全員仲良く」を目標にすると、
逆に弱くなります。
強い組織は、いろんなタイプがいる。
考え方もテンポも違う。
だからこそ、偏らずに進めるし、
事故も減るし、成果も伸びます。
必要なのは「仲良し」じゃなくて、これです。
同じビジョンに向かって、互いを活かし合える関係
言い換えるなら、
うまく利用し合って前に進む関係
そのために、「嫌い」は邪魔でしかない。

今日から使える「言い換え」リスト

言葉を変えるだけで、空気も成果も変わります。

❌「あの人のやり方が嫌いです」
⭕「その進め方より、この方法を試しませんか?」

❌「あの人とは組みたくありません」
⭕「お互いの強みを活かすために、役割分担を変更するのはどうでしょうか?」

「嫌い」で切ってしまうより、
言い換え”の方が、結局は自分が得します。

僕も愚痴は言う。だからまだ半人前

偉そうに書いてますが、
僕も人の愚痴を言ってしまうことはあります。
だからこれは、自分への戒めでもあります。
最後に、
僕がいちばん大事にしてる一文で締めます。

言動は思考になり、思考は現実になる
ビジネスの現場で「嫌い」を口にしない。
この小さな習慣が、
自分自身の人生の利回りを最大化し、
結果として組織の空気と成果を
変えていくのだと信じています。

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