成功したいなら、まず「パクれ」。独自性はそのあとでいい。

こんにちは、しんこう会計事務所の新美です。

最近、「オリジナルこそ価値」
「真似するのはよくない」
という空気が強くなっているように感じます。
でも、これまで数多くの経営者を見てきて、
僕は真逆の確信を持っています。
誰もやっていないビジネス”は9割失敗する。
成功している経営者は、例外なく“模倣している”。
なぜなら、ビジネスはすでに膨大な挑戦と
失敗の歴史の上に積み上がっていて、
勝ち筋”がある程度見えている世界だからです。

「誰もやっていない」は、なぜ危険なのか

独自の商品づくり、日本初のサービス…。
意欲は素晴らしいけれど、成功率は驚くほど低い。
それは、ほとんどの場合——
誰もやっていない理由がある” から。
市場がない、採算が取れない、信頼形成が難しい、
過去にも挑戦者がいたが定着しなかった…。
オリジナルは美しいけれど、
極めてリスクが高い。言い方は悪いですが、
オリジナルは「再現性がない」状態なんです。

成功している会社は「型」を借りている

伸びている会社の共通点はシンプル。

勝っている型を模倣している
いわゆる TTP(徹底的にパクる)です

オンライン化、在宅ワーク、サブスクモデル。
これらはすべて「既に成功している型」であり、 再現性の塊。
導入した会社は伸びています。
経営哲学も同じ。
稲盛和夫さんの「経営12カ条」は、
松下幸之助さんやドラッカーの
影響を受けていると言われています。
どんな偉大な経営者も、
必ず“模倣”からスタートしている。

ビジネスの世界ではこれを
「ベンチマーク」や「モデリング」と呼びますが、
要は「正しくパクる」ということです。
僕はこれを、ただのコピーではなく「模倣する力」だと定義しています。

オンライン税務顧問で「模倣」したこと

僕自身も徹底的に模倣してきました。
コロナ禍で各業界がオンライン化を進めた
流れをそのまま模倣し、
税理士業界に持ち込んだだけです。
在宅ワークも、他業界で成果を出していた
仕組みを模倣しただけ。
税理士業界はアナログ色が強いからこそ、
他業界の当たり前”を模倣するだけで
大きな優位性を作ることができた。
僕が成功できたポイントは、独自性ではなく、
模倣して最適化したこと にあります。

「模倣力」を高めるために、外へ出る

成功者に会う。同業の成功事務所の見学に行く。
他業界のセミナーに飛び込む。
これはすべて「模倣の素材」を集める行為です。
さらに、プライベートでも視野を広げるために、
遠方のセミナー、出張、キャンプ、
マラソン遠征など、意識的に行動しています。
海外にも必ず挑戦したいと思っています。
一見仕事と関係ないようですが、
異文化や異業種の中にこそ、
自分の業界にないヒントが眠っている。
机上ではなく、“現場”に模倣の種が
落ちているんです。

「守破離」という考え方

日本の武道や芸事には
守破離 という教えがあります。

守:型を守り、まず徹底的に真似る
破:型を破り、自分なりの改良を加える
離:型から離れ、独自の境地に至る

最初から “” “” に行こうとする人は
成功しません。
型を守り、模倣を徹底し、
その精度を高めることが、
結果として独自性につながる。
経営もまったく同じです。

まずは型を真似ぶ(まねぶ)
独自性は、その先に自然と生まれる

まとめ:模倣こそが、最短で勝ち筋に乗る方法

ビジネスの成功は、才能よりセンスより、
どれだけ良い型を見つけ、
それを正しく模倣できるかで決まります。
模倣はズルではない。
模倣は知的な経営行為であり、
世界中の成功企業が採用している
王道の手法”です。
独自性は、模倣の先に自然と滲み出る。
だから、最初から無理に作る必要はありません。
もし今、何か新しいことに
挑もうとしている人がいたら、
まずは一度立ち止まって考えてみてください。

のアイデアは、誰の成功から模倣できるだろう?
先人の型から学べる部分はないだろうか?

成功確率を高めたいなら、
模倣最適化継続 というプロセスが最強です。
そして最後に。
ここまで“模倣”と書いてきましたが、
本質はこうです。
結局、経営は「パクる」から始まる
そのあとに自分の色が乗っていく。
それで十分です。

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