月1の社内勉強会が、うちのカルチャーを育ててくれた


こんにちは、しんこう会計事務所の新美です。

今日は、うちの事務所が約3年前から続けている
「月1回の社内勉強会」について書いてみます。

これは研修制度というほど立派なものではありませんが、
続けてきたことで、事務所に “カルチャー” のようなものが
少しずつ育ってきました。
その過程を書いておこうと思います。

代表が前に立たないと決めた理由

勉強会を始めたときに、
自分の中でひとつだけ決めていたことがあります。
僕が前に立たないこと

代表が話すと、その瞬間にどうしても “トップダウンの場” になります。
僕は偉いと思っていないけれど、肩書きは勝手に影響してしまう。

だから、テーマ選び、資料づくり、
当日の進行まで、担当者に任せました。
最初に少し方向性を伝えただけで、そこからは完全にノータッチ。

任せたほうが、みんなの中に「自分たちのやり方」ができていく。
そのほうが長く続くし、組織としても強くなると思ったからです。

テーマは時事ネタと、事務所としての動きを揃えるもの

税理士事務所は扱う内容に季節性があります。
年末調整や確定申告のように毎年あるものもあれば、
インボイスや定額減税のように初めての制度もある。

こういう“初めての制度”は、内容の理解だけでなく、
事務所としてどう動くか が特に大事になります。

勉強会は、この方向性を全員で揃えるいい機会になっています。
資料は完璧でなくていいし、こだわりすぎないことも続けるコツです。

続けていくと、担当者の“輪郭”がはっきりしてくる

担当者は毎回1名。
テーマも構成も全く違います。

続けていると、その人の得意分野が自然と分かるようになります。

財務が強い人、制度整理が早い人、実務の落とし込みが得意な人。
それぞれの「輪郭」がはっきりしてきて、
「このテーマは〇〇さんに相談しよう」という流れがごく自然に生まれる。

これは、勉強会を続けていて良かったと思える瞬間のひとつです。

ハイブリッド開催を続けたことで、準備の文化が根づいた

オンライン参加のスタッフもいるため、
勉強会はいつもハイブリッド開催です。
これが意外と奥が深く、最初はうまくいかないことばかりでした。

声が遠い、複数人が話すと拾えない、リアル会場の雰囲気が伝わらない。
カメラはどこに置くのか、マイクは1台か複数か。

最初に方向性だけは僕が伝えましたが、
試行錯誤はすべてみんなが主体でやってくれています。

そのうちに、自然と事前準備を丁寧にやる空気が生まれていきました。

「これくらいで大丈夫でしょ」ではなく、
マイクテスト、カメラの角度、資料共有の段取りまで、
細かいところを当たり前に準備するようになった。

オンラインに強い事務所として、
この感覚が自然と身についたことは本当に大きいと思っています。

継続によって“カルチャー”になる

勉強会そのものが特別というより、
続けていく中で育ってきた空気が大切だと感じています。

迷ったらまず調べる。
資料や動画を見返して理解を深める。
新人が過去の勉強会を見て追いつける。
議論が自然と生まれる。
運営が毎回少しずつ洗練されていく。

こうした小さな積み重ねが、文化として事務所に染み込んでいく

そしてこの “カルチャー” こそ、時間が経つほどに
組織としての底力 になっていくと感じています。

勉強会は知識を増やす場でもありますが、
実際には「任せる文化」「準備する文化」「自走する空気」を育てる場。
これからも無理なく続けていくつもりです。

📺 YouTubeチャンネルはこちら!

▶️ にいみ税理士のお悩み相談室(YouTube)
「にいみ税理士のお悩み相談室」では、
日々の会計・税務・経営支援の現場で
よくあるお悩みや、節税の考え方やポイント、
資金繰り、事業計画のヒントなどを、
やさしく・わかりやすく解説しています。

気になる方は、
ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします!

関連記事

“余白”を持つことが、仕事を続けるコツ!

法人融資は“2種類だけ”。複雑に見える融資の世界をいちばんシンプルに整理する

日本人の平均勉強時間は1日6分?!

PAGE TOP