経営とは、“覚悟”を積み重ねること

開業は、最初の「大きな覚悟」でした

開業したときは、本当に大きな覚悟でした。
それまでの 安定した収入を捨てて、ゼロからやり直す
家族の生活も背負いながら、リスクを取って
一歩を踏み出すのは簡単なことではありませんでした。

それでも「自分の力でやってみたい」という想いの方が強かった。
成功の保証なんてないけれど、
挑戦しないまま後悔するほうが怖かった のです。

振り返ると、あのときだけが特別だったわけではありません。
人を初めて雇用したとき、融資を受けたとき、事務所を借りたとき
どの瞬間もまた、新たな“覚悟”が必要でした。
経営とは、そうした決断の連続なのだと、今は感じます。

「誰も決めてくれない瞬間」に立たされる

経営をしていると、「これ、誰も決めてくれないな」
と思う場面に何度も出会います。

人を採用するかどうか、値上げをするか、取引を続けるか。
どれも“誰かに相談すれば少しは楽になる”かもしれません。
でも、最終的に決断するのは自分 です。

経営者は、正解のない選択をし続ける存在 です。
その一つひとつの決断に、責任が生まれます。
だからこそ、日々の中で問われるのは「経営者としての覚悟」です。

覚悟とは「迷いながらでも、決めること」

「覚悟」と聞くと、“気合い”や“根性”を
思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも、私が思う覚悟とは「迷いながらでも、決めること」です。

経営をしていると、迷うことの方が圧倒的に多い です。
どんなに考えても、完璧な答えが見つからないことばかりです。
それでも、動かなければ何も変わりません。

私は、「完璧に整えてから決める」のではなく、
「決めてから整える」ことの方が多いと感じています。
経営とは、決断を先送りにしない勇気の積み重ねです。
その積み重ねが、いつしか“自分らしい経営の軸”をつくっていきます。

そしてもう一つ大切なのは、「迷う姿を隠さないこと」だと思います。
経営者が完璧に見せようとすると、チームは本音を出しづらくなります。
でも、迷いながらも前に進む姿を見せることで、
スタッフは「一緒に考えよう」と思えるようになる。
その姿こそ、覚悟の証 だと感じます。

覚悟がなければ、数字も人もブレてしまう

覚悟がないと、会社の数字も、人の心もブレてしまいます
経営者の判断が揺れるたびに、
スタッフの信頼は少しずつ削られていくものです。

経営者の覚悟とは、「どんな結果になっても、自分が引き受ける
という意識だと思います。
誰かのせいにせず、自分の決断として受け止める。
その姿勢こそが、チームに安心感を与え、信頼をつくっていく。

覚悟のある人は、ブレても戻ってこれる。
迷っても、立ち止まっても、再び前を向くことができる。
経営とは、そんな「戻る力」を持ち続けることでもあります。

守るべきものがあるから、覚悟が生まれる

私にとっての“守るべきもの”は、
スタッフであり、顧客であり、そして家族 です。
彼らの存在があるからこそ、迷っても立ち上がれます。
誰かを守りたいと思えるから、決断ができるのだと思います。

経営とは、“守りたいもの”を少しずつ増やしながら進んでいくこと
時に苦しく、時に孤独な道ですが、そこには確かな誇りがあります。

いつでも、「覚悟は、どこにあるか?」自分に問いかけています。
この「覚悟」で今日も成長し続けています!

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